被害者学研究科(修士課程)

被害の実態と原因究明、被害者の人権、支援・擁護などを学際的に研究
 被害者学は、社会学、法律学、心理学、社会心理学、精神医学、教育学、統計学など幅広い分野にまたがる学際的学問です。被害化の原因(原因論)、被害の防止(被害防止論)、被害者への対策(被害者対策論)など研究領域も多岐にわたります。
 我が国では、学問としての被害者学に関しても、行政の被害者対策の取り組みにおいても、民間の被害者支援活動においても、専門家がほとんどいないのが現状です。たとえば弁護士、裁判官、カウンセラーなど被害者にかかわる専門職の研修において、的確な指導ができる専門家が極端に不足しています。被害者学の専門家・指導者の育成は国家的急務ともいえます。
 
4領域を体系的に履修
   カリキュラムは「被害者学の基礎と特別研究(第1領域)」「被害の実態・原因・対策(第2領域)」「被害者の権利と法的地位(第3領域)」「被害者への支援と擁護(第4領域)」の4領域で構成されています。
 第1領域では、被害者学の原理と基本を学びます。第2領域はすべて演習科目で構成され、各種被害の実態と、予防と対策を実証的に研究します。第3領域では、被害者の権利および法的地位について、国内法だけでなく、国際水準の研究や国連宣言の実現化といった観点から扱います。第4領域では、被害の当事者に着目し、支援と擁護に向けた知識と技能の開発研究に主眼を置きます。
 この4領域には、さまざまな研究分野の学際的科目群を配しており、自身の研究の目的と目標に応じながら、全領域を体系的に履修し、「被害者学」を修得します。
駅から徒歩1分、東京・芝浦サテライトキャンパス
   被害者学の知識と教養を生かしたいと考えている現職者を首都圏から受け入れています。
 被害者学研究科の授業の一部をサテライトキャンパス〈キャンパス・イノベーションセンター(CIC)〉で開講。交通アクセスに恵まれたJR山手線・京浜東北線「田町駅」下車、徒歩1分のロケーションです。
遠隔授業の実施
   eラーニングおよびテレビ会議システムによる双方向遠隔授業のシステムを取り入れ、水戸(本校)と東京(サテライトキャンパス)でライブ型の遠隔授業を実施。複数のディスプレイに教員、黒板、資料などを双方向に投影するとともに、学生の質問事項もリアルタイムに回答・補足説明ができる形式をとっています。
夜間・土曜日開講
   昼間の授業に併せて、平日の6時限(18:00〜19:30)以降や、土曜日にも開講科目を設定、集中講義も開講するなど柔軟な授業体制にしています。
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