全国大学院特集

国士舘大学大学院
私立(共学)東京 コクシカンダイガクダイガクイン

在学生メッセージ(法学研究科)

税理士国家試験合格を目指し、税法だけでなく、法律を広く学修。
判例や学説を理解しながら、譲渡所得について研究しています

国士舘大学大学院
法学研究科 法学専攻 修士課程2年
●久保 佑紀(くぼ ゆき) さん

システムエンジニア時代に
会計や財務に興味を持つ

 久保さんは大学卒業後、IT企業にシステムエンジニアとして就職し、医薬事業会社の財務・管理会計システムの開発や運用を担当。経理担当者と接する中で、会計に興味を持つようになった。
 「大学の専攻は食物栄養学というまったく異なる分野でしたから、入社後はシステムエンジニアとしての知識と技術を身につけることに努め、その上でクライアントの要望に応えられるようにと思い、会計の基本となる簿記を基礎から学び始めました」
 簿記が理解できるようになると会計や財務に興味がわき、専門学校の通信教育を活用しながらコツコツと勉強を続けた。結婚を機に同社を退職したが、仕事に再度就く際には税理士事務所にした。
 「税理士事務所で税務の知識や経験を積む中で、税理士資格の取得を勧められ本格的に勉強を始めました。
 しかし、実務でお客様から頂くご相談には、税法の知識だけでは、回答に苦労することがありました。税法に限らず他の法律も含めて、法律を体系的に学ぶことが大切だと思い、国士舘大学大学院法学研究科に入学しました。税法だけではなく、民法・会社法などの法律も学ぶことができる上、作成した修士論文が国税審議会の認定を受ければ、税理士国家試験科目の一部免除を受けることもできることに魅力を感じました」

法律やITの知識を生かして
納税者を支える税理士になりたい

平日の日中は仕事、夕方からは育児のため、土曜日の授業を中心に学んでいる。
 「租税法のほか、民法や会社法、行政法を学んでいます。
 1年次は判例研究を通して法の趣旨や変遷について学び、2年次の現在は譲渡所得を研究テーマとした修士論文の執筆に取り組んでいます。これまで税法以外の法律について学んだ経験がなかったので、他の法分野の理解には苦労したものの、法律学の広い視点から税務に当たれるようになったのは大きな成果だと感じています。一から学ぶ楽しさ、理解が深まっていく喜びを味わうこともできました。
 指導教授の斉木秀憲教授をはじめ、先生方や大学院課の方が熱心に私の学びをサポートしてくださることにも感謝しています。大学院や職場の仲間、家族の応援にも励まされ、学生・社会人・母として、それぞれの立場を楽しみながら充実した日々を過ごしています」
 法学研究科の同期生には仕事と育児をしながら学ぶ女性が多く、一緒に頑張る仲間がいることがモチベーションの維持につながっている。
 「修士論文が国税審査会に認定されれば、税理士資格が得られるところまでたどり着きました。
 社会経済の多様化やITの導入によって、ますます複雑化する税務について、事業者・納税者の方々は判断や対応に迷う場面が多く生じていることを感じています。そうした納税者と税務の橋渡し役として、法学研究科で学んだ法律知識を生かすことはもちろん、ITスキルも役立てながら適切な解決の道を示せる税理士になることを目標に、修了後も研鑽を積んでいきたいと思っています」

私が注目している講義科目や研究テーマ

●「民法研究講義」
民法研究講義は、税法との関連性が高いので、判例研究を通して、民法の基本構造や理念、解釈を理解するための科目です。
税法の前提となる私法の一般法の民法を学ぶことで、税法の深い理解につながっています。
●「企業法特殊研究講義」
企業法特殊研究講義は、会社法に関わる判例の研究を行い、事案における争点把握と解決の糸口を見つけられる能力の養成ができる授業です。また、毎回の発表を通してプレゼンテーション能力を向上させることにも役に立つ授業です。

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