全国大学院特集

京都橘大学大学院
私立(共学)京都 キョウトタチバナダイガクダイガクイン

文学研究科

個を知る、話す・読む・書く・表現する独創空間

文学研究科は、人間の文化に関する深い理解のもとに、歴史文化の分野において高度な研究能力を備えた教育研究者、あるいは豊かな専門的学識と幅広い教養をもって社会に貢献できる人材を養成することをめざしています。本研究科の歴史文化専攻は、人文系分野の研究機関であり、日本歴史文化分野(日本史、日本文学、書道等)、外国歴史文化分野(女性史等)、そして歴史遺産分野(考古学、美術史、古文書、景観・建築遺産等)から成っています。

文学研究科の特色

● 「京都」に焦点をあてた研究
本学の所在する「京都」に焦点をあてた研究が特色の1つです。歴史文化専攻の共通科目において「京都の歴史・文化研究」を開講するとともに、日本歴史文化分野では「京都」に関する研究を積極的に進めます。
● 「女性歴史文化研究所」との連携による研究
本学内に設置の「女性歴史文化研究所」の研究成果を開講科目や研究に積極的に生かすとともに、本研究所との緊密な連携による研究を進めています。日本歴史文化分野においては「日本史研究Ⅶ(女性史)」「日本史研究Ⅷ(女性史)」を、外国歴史文化分野においては「西洋史研究Ⅴ(女性史)」「西洋史研究Ⅵ(女性史)」を、それぞれ開講しています。
●「書道」「歴史遺産」に関する研究
日本歴史文化分野には、理論・実技の両面から書道芸術・文化に関する研究を行う科目群を設置しています。また、歴史遺産分野では、文献資料だけでなく、考古資料や美術工芸資料などの「歴史遺産」に関する研究を行います。
●専門の枠を越えたゆるやかな履修システム
広い視野から研究が進められるように、歴史文化専攻の各分野における学問分野の枠を越えた柔軟な科目履修ができるようになっています。自らの研究テーマにあわせ、必要な科目を自由に履修することができます。
●高度職業人の養成や社会人の生涯学習ニーズへの対応
高度職業人の養成や生涯学習ニーズに応えるため、社会人入学試験を実施しています(博士前期課程)。

歴史文化専攻(博士前期課程)

文学研究科歴史文化専攻(博士前期課程)は、研究者および高度専門職業人として自立するための基礎を身につけるため、歴史文化の諸分野に関わる基礎的な科目として、「京都の歴史・文化研究」「比較文化論」「文化交流史論」「応用言語学研究」「歴史学・歴史遺産学研究方法論」「日本言語文化研究」を共通科目に配置します。具体的なテーマに関する講義を通じ、研究を進めるために必要となる知識や方法論を学ぶとともに、専門の枠を越えた履修ができるようにすることで、学際的な視野の獲得を促します。また、1回生から演習科目として「特別研究Ⅰ~Ⅳ」を段階的に配置し、基盤となる研究資料の整備やテーマの設定、具体的な分析や執筆内容の精査など大学院生一人ひとりの研究テーマに沿って修士論文作成の指導を行います。研究指導にあたっては、高度な専門学識に加え、学際的な視野や専攻分野の周辺領域にも配慮しながら指導します。なお、書道分野においては、修士論文作成の指導に加え、作品制作(漢字・かな)に関する指導を実施します。

歴史文化専攻(博士後期課程)

科学技術の進展により社会が複雑化し、人類の未来が不透明な様相を呈する中で、人類が営んできた歴史の歩みを振り返ることが現在の緊要な課題となっています。ことに、国際社会における日本のあり方が問われる現在、自国史への深い認識を持ち、日本・アジア・欧米という比較史的視点から異文化を客観的に評価できる能力を獲得した人材を養成することが不可欠の課題です。近年の歴史学が高度に専門化・細分化している中で、こうした課題に応えるため、歴史文化専攻(博士後期課程)は、政治や経済なども含めて人間の諸活動や社会のあり方を広い意味での文化としてとらえ、人類の社会と歴史を総合的・多面的に認識し、研究を蓄積していくことを目的としています。
日本史分野においては、古代から近代までの「社会文化論特殊演習」科目を配置することにより、政治史・社会経済史と文化との相関を視野におさめた教育・研究を行います。また、比較史的な視野を獲得するため、アジアおよびヨーロッパの「社会文化論特殊演習」科目を同様に開設しています。さらに、本学はこれまでの歴史学研究に、女性史・女性文化という比較的新しい分野に先行的な蓄積をはかってきています。歴史文化専攻博士後期課程では、研究方法の修得に力点を置いた「女性史特殊演習」科目を設け、日本・アジア・ヨーロッパにわたる女性史研究を包括的に行う教育研究体制をとっています。そして、従来から歴史研究の基礎とされてきた古文書・古記録などの文献資料に加え、考古資料・美術工芸資料なども歴史資料としてとらえ、そのあり方をより深く認識することで、文化や社会のあり方を考えることができるよう「歴史資料学特殊演習」科目も履修可能になっています。特に、この点は、今日私たちが有している歴史資料でもある文化遺産や歴史的伝統を、どのように次代に継承していくかという課題にも資するものとなります。

PAGE TOP