全国大学院特集

大阪商業大学大学院
私立(共学)大阪 オオサカショウギョウダイガクダイガクイン

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実効力のある地域政策を実現し、
地域へ貢献することのできる人材を育成

大阪商業大学は、建学の理念「世に役立つ人物の養成」のもと、開学以来半世紀以上にわたり、多くの人材を輩出してきました。
21世紀を迎え、世界はこれまでに類例を見ない経済システムの激変によりボーダーレス化が進行し、国内外、地域間を問わず、新たな難問が山積みされています。これらの複雑化する都市問題や環境問題に取り組み、対応策を立案することができる高度な専門能力を身につけた人材(高度専門職業人)と地域政策学の研究者の育成に向け、大学院地域政策学研究科を開設しています。

「比較」の視点を重視した研究

地域経済政策専攻と経営革新専攻は、両輪あいまって比較地域の視点を重視した研究に力を注いでいます。地域経済政策専攻では、社会を支える生活習慣や言語文化、人間関係のあり方などを研究。経営革新専攻では、地域の経済的・文化的な差異に注目し地域の個性の発見と、その個性に対応した企業経営を研究します。具体的な研究方法としては、比較する地域の空間レベルを二つに分け、都市レベルでの地域の比較、関西地方や中国の沿海地域などの地方レベルでの地域の比較、国レベルでの地域の比較を研究していきます。「比較」の視点を大切にし、地域研究をより高い次元にまで昇華させていくことを目指しています。

地域の特性を活かした面倒見の良い大学院

本学が立地する東大阪地域は、数多くの中小企業が存立し、国内外から注目を集める地域です。特にアジア出身の留学生や社会人にとっては、この調査環境を活かした研究は、自らの出身国や地域の経済発展に携わる際に大きな意味があると考えられます。日本の技術力は、生活習慣や言語文化、人間関係のあり方により支えられています。それらは職人や技術者の手から手へと、いわば面倒見の良さのなかで伝えられてきました。地域政策学研究科は、このような人間関係と社会関係を活かしながら教育・研究に取り組んでいきます。修士・博士論文のテーマも学生の関心事を尊重しつつ決定し、カリキュラムや時間割りの編成も柔軟に対応するなど、留学生や社会人にも利便性の高い研究環境を整えています。

理論・実証研究を支える研究支援体制

本大学院は大阪の都市部に近接し、歴史豊かな京都や奈良とも近い距離にあります。周辺には文献研究の拠点整備が進み、さらには6,000あまりの中小企業や産業支援施設が集積しています。産業研究のフィールドとしては日本随一とも言える地の利を活かし、理論と実践の両面から地域研究に取り組んでいます。また本学では、地域の個性豊かな発展に寄与することを目的にした「比較地域研究所」、近世大阪の商業をテーマにした「商業史博物館」を設置。さらに「アミューズメント産業研究所」の開設により、今後、成長有望分野の一つである余暇産業の研究にも取り組んでいます。
また、2018年4月には、地域創造の担い手である中間組織に関わる人々の社会的包摂の重要性に関する認識を深めるため、共同参画研究所を開設し、社会的包摂に関する研究及び人材の育成に取り組んでいます。
台湾・韓国・中国との共同調査による「日本版総合的社会調査(Japanese General Social Surveys)」も高い評価を得て、「共同利用・共同研究拠点」としての認定を受けています。

■開設している研究科・専攻

◎地域政策学研究科
地域経済政策専攻 博士前期課程
経営革新専攻 修士課程
地域経済政策専攻 博士後期課程

問い合わせ先
大阪商業大学 教務課
〒577-8505 大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10
TEL.06-6781-8816

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