全国通信制大学・大学院特集

帝京大学 通信教育課程
私立(共学)通信制 テイキョウダイガク

在学生VOICE

ソフトウエアエンジニアの専門性を高めるために、
コンピュータサイエンスを学習中。
学んだ知識が仕事で生きています。

帝京大学 理工学部 情報科学科 通信教育課程2年
●宮﨑 大芽(みやざき たいが)さん (IT企業勤務)

独学で得た知識の正しさの検証と不足している知識を補うために入学

宮﨑さんは、経済学部経済学科を卒業後、マッチングアプリやモビリティデータプラットフォームのバックエンドエンジニアなどとしての経験を積む中、専門性高めたいと思い、通信制の帝京大学理工学部に入学した。
「独学でコンピュータサイエンスを学んできたものの、自分なりに理解したことが正しかったのかどうかを確かめたり、不足している知識を学んだりするために入学しました。技術を扱う際には、技術者は正しい知識を持っていることがとても重要だとの認識からです。
もう一つの理由は、今後のキャリア計画にあります。将来は、海外の大手IT企業で働きたいという夢を持っていますが、それらの企業ではコンピュータサイエンスの学位を取得しているのかどうかを採用の際に重視する傾向にあります。そのスタートラインに立つためにも、コンピュータサイエンスを基礎からしっかりと学びたいと思いました」
帝京大学を選んだのは、会社を辞めることなく、コンピュータサイエンスをオンラインで学ぶことができるからだった。
「実務を通して得られる知識は非常に多いため、キャリアに空白の時間ができるのは避けたかったからです。また、学んだ知識を会社業務に反活用することで、知識のより深い理解につながることが、独学時の経験から分かっていたこともあります。働きながらコンピュータサイエンスを学べることができるオンライン学習の帝京大学がぴったりでした」

ソフトウエアエンジニアに必要な基礎理論、応用、倫理を学ぶ

帝京大学理工学部通信教育課程は、英語や心理学などの総合基礎科目をはじめ、情報基礎や数理統計学などの専門基礎科目、情報科学演習やディジタル通信などの専門科目などから、カリキュラムを構成している。
「専門基礎科目のグラフ理論は、点や線を使った図形で問題を分析するための手法を学ぶ科目です。グラフの持つ性質を明らかにしたり、グラフを用いて抽象化された事象や現象を解析したりすることを目的にしており、例えば、コンピュータネットワークについてグラフを用いて分析することができます。位置情報を扱うシステムの開発を担当した経験がありますが、グラフ理論を学んだことで、理論的な裏付けを理解することができ応用力を養えました」
専門科目の技術者倫理も役立つと話す。
「専門的な知識をもつ技術者だからこそ考えるべき様々な倫理的問題があります。この科目では、技術者が直面する倫理的問題について、具体的な事例を取り上げて考察していきます。独学では学べない内容だけにとても印象に残っている科目です」
今後のキャリア計画の第一歩は、情報科学科を卒業することから始まると話す。
「その後は大学院に進み、より深い知識を学びたいとも思っています」

■仕事充実度  ★★★★★

現在、IT企業に勤め、ライブストリーミング形式のインターネットTVプラットフォーム、ビデオ・オン・デマンド・サービスのバックエンドエンジニアを担当。お客様により良い体験をしてもらえるような機能開発を行っています。学んだ知識が仕事で生きることもあり、学び甲斐を感じています。

■人生充実度  ★★★☆☆

目標のキャリアへの挑戦は始まったばかりで、まだまだ充実しているとは言えません。そのため、★は三つにしました。ただ、日々目標に近づいているという実感はあります。まずは大学を最短で卒業して、キャリア計画の目標を実現していきたいと思っています。

1週間のスケジュール

朝は5時に起きて、平日は出勤前の9時まで、週末は12時まで勉強。週末の午後なども勉強に当てることを基本にしていますが、勉強が原因で、友人との関係性が悪くならないように、自分の状況を友人に話し、理解してもらうようにしています。インターネット授業の良いところは、理解できなかった点を学習し直せることです。

PAGE TOP