法科大学院ガイド

関西大学法科大学院
私立(共学)大阪 カンサイダイガク

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専門性、人間性、創造性を兼ね備えた、世界を視野に活躍できる法曹を養成

関西大学法科大学院は、明治19(1886)年に大阪控訴院の裁判官らが児島惟謙らの後援を得て設立した関西法律学校に始まる法科の関大の伝統を引き継ぎ、実務法曹の養成機関の中核として開設されました。
開設時から本学の建学の精神である「正義を権力より護れ」という言葉に象徴されるように、市民のために役立つ法律家の養成に努めています。

「学修支援」「経済的支援」「就職支援」がさらに充実

本法科大学院は、法曹界に優秀な人材を送りこむことを社会的使命と考え、これまでの教育改革を継続させつつ、法曹養成機関としての信頼を得るために更なる努力を続けています。特に、「学修支援」「経済的支援」「就職支援」の3本柱を中心に、きめ細やかなサポートを行っています。

司法試験合格まで続く支援

「学修支援」では、若手弁護士がアカデミック・アドバイザー(以下「AA」という)となり、「特別演習」を担当しています。「特別演習」は、正課授業科目での学びをより着実に理解し、その学びを法曹に必要な能力の修得に繋げることを目的としています。AAが正課授業科目を担当している専任教員と密に連携し、在学生や修了生に対して学修支援を行っています。また、専任教員によるオフィスアワーでは、学修上の相談だけでなく、学生生活等での悩みや不安に対しても気軽に相談することができます。さらに、遠方で学修する修了生にも電話やメールなどにより動向を把握し、司法試験合格まで支援を行っています。

充実した給付型奨学支援制度

入試成績優秀者(ただし、法曹コース特別選抜入試および卒業見込者特別入試合格者は全員)または在学中の成績優秀者に対し、授業料の全額または半額相当額を奨学金として給付するほか、給付奨学金対象者以外の学生には学費の実質負担額を国立大学の授業料と同額にする「学習奨励金」を給付しています。

即戦力養成、法律事務所と密に連携

設立以来、第75期までの司法修習終了者の就職率は100%(就職者数と終了者数はいずれも325人)を維持しています。OB・OG組織である「関大法曹会」は720人を超える会員を擁し、本法科大学院の就職支援委員会と連携して、司法修習前の事前研修や、求人情報の提供など、積極的に支援を行っています。2019年度からはこれらに加え、司法試験終了後、合格発表までの間に、関大法曹会会員弁護士の法律事務所で弁護士実務を体験できる機会を設け、新しい時代を担う弁護士として活躍できるスキルや知識を養成しています。

■概要

◎正式名称|関西大学大学院 法務研究科 法曹養成専攻
◎開講場所|関西大学千里山キャンパス以文館(阪急電鉄千里線「関大前」駅下車 徒歩約5分)
◎入学定員|40人
◎コース|法学未修者(標準3年)/法学既修者(短縮2年)
◎教員数|専任19人、兼担7人、非常勤講師※32人 [専任内訳] 研究者12人、実務家7人
※2023年4月1日現在、委嘱が確定している非常勤講師の人数です。

問い合わせ先
関西大学 学部・大学院事務グループ 法科大学院チーム
〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL. 06-6368-1121(大代表)

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