法科大学院ガイド

千葉大学法科大学院
国立(共学)千葉 チバダイガク

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高度な専門知識と柔軟な思考力を修得した、人間性豊かな法曹の養成を目指す

西千葉キャンパスのほぼ中央に位置する建物(4・5階)に、法科大学院の施設が集中。図書資料室と自習室は、24時間利用可能です。

千葉大学法科大学院は、現実社会に存在する法律問題を鋭く認識し、その公正な解決のために、プロフェッショナルとして法を創造的に用いることのできる法曹人材の養成を目標としています。社会正義の実現に貢献する気構えを持ち、弁護士として最先端の法分野で活躍する場合でも、裁判官あるいは検察官として公に奉仕する立場においても、常に生活者の視点を忘れない「心」を持つ法律家の養成を目指しています。「生きている一人ひとりのために」という理念のもと、市民の日常生活上の法律問題に積極的に取り組む法曹を志す人や、社会正義の実現に強く使命を感じる人を受け入れています。

シンプルでわかりやすい科目構成

カリキュラムは、ほとんどの科目を半期15回2単位で実施するというシンプルな構成になっています(「エクスターンシップ」「刑事模擬裁判」は、集中講義で実施)。
3年コース1年次の科目は、主として研究者教員が担当し、法理論の基本の理解に努めます。
2年次(2年コース1年目)でも、基本の鍛錬が応用力を養う近道との考えから、公法系、民事法系、刑事法系の基本的実定法科目を開講しています。
また、法をどのように適用すべきか、事例を用いた討論を行う授業を通じて、法の一般原理の理解を深めます。実務家教員が担当する「民事実務基礎Ⅰ・Ⅱ」と「刑事実務基礎」では、実際の裁判記録を基に作られた教材を使い、裁判官による法の適用を追体験することができます。
3年次授業科目のうち「エクスターンシップ」では、千葉県弁護士会の協力を得て、法律事務所における弁護士実務を体感する機会を提供します。「刑事模擬裁判」では、現職の裁判官・検察官・弁護士の実務三者の教員が、実際の裁判員裁判の流れに沿った指導を行っています。

充実した施設・設備

図書資料室と自習室は、24時間利用可能で、自習室には全院生の座席が用意され、無線LAN環境も整備されています。判例・法令・法律文献データベースの検索用パソコンを備えたパソコンルームは、自習室の隣に設置されています。また、自宅からでもデータベースを利用することができます。

学部法曹コースとの連携

2020年3月に、千葉大学法政経学部・明治学院大学法学部・鹿児島大学法文学部と連携協定を結び、学部法曹コースを優秀な成績で修了した人は、本法科大学院の2年コース(既修者向け)の入試を特別選抜枠で受験できるようにしました。

■概要

◎正式名称|千葉大学大学院 専門法務研究科 法務専攻
◎開講場所|西千葉キャンパス(JR総武線「西千葉」駅下車 徒歩約2分、京成千葉線「みどり台」駅下車 徒歩約7分、または千葉都市モノレール「天台」駅下車 徒歩約10分)
◎入学定員|40人
◎コース|2年制コース(既修者)/3年制コース(未修者)
◎教員数|専任21人、兼担・兼任約50人(エクスターンシップ担当教員を除く)

問い合わせ先
千葉大学大学院専門法務研究科
〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
TEL. 043-290-2349

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