法科大学院ガイド

金沢大学法科大学院
国立(共学)石川 カナザワダイガク

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地域に根ざした法曹教育。
紛争を分野横断的に捉え、適切、迅速に解決できる法律家を養成

模擬裁判では、模擬法廷セットを用いて実際と同じ裁判手続を体験する。

我が国の地方都市では、法律事務所の大半が多くて2、3人の弁護士で運営されています。ところが、持ち込まれる事件の種類や内容は多種多様であるにもかかわらず、弁護士は、これらの事件を1人で解決しなければならないのが現状です。そこで必要とされるのは、特定の先端的分野に秀でた専門家ではなく、日常的に生じうるあらゆる法的問題を、一定水準を保ちつつ適切・迅速に解決できる能力を備えた法律家です。このような法律家の養成を目指して、金沢大学法科大学院では、法律基本科目をバランスよく修得し、紛争解決に関する手続・実務に精通する力と、紛争類型に即した分野横断的な洞察力の養成を、第一の教育目的として設定しています。

紛争予防のための調整能力を備え、社会貢献に寄与する法律家を養成

法曹は紛争解決にとどまらず、紛争予防のためのシステムを構築することに対しても重要な役割を果たしていかなければなりません。私人間に生じうる法的問題(契約書や遺言書の作成、会社設立手続など)の調整的役割も、法曹の重要な役割になっています。金沢大学法科大学院では、《公・私》いずれの場面においても紛争予防のための調整能力を備え、社会貢献に寄与できる法律家の養成を目指して、社会状況を的確に把握する能力、それに基づく制度設計能力の育成、私的紛争を予想・回避する能力の養成を、第二の教育目的として設定しています。

実務家教員による、充実した実務基礎科目

法曹としての使命感・責任感・倫理観を養うため、現役の実務家から、「法曹倫理」を学べるようにしています。これらは、実務の現場を体験する「エクスターンシップ」や「クリニック」と一体的に学ぶことで、より深い理解を得られます。また、「模擬裁判」では、実際にあった事件をモデルとしたケースを教材に、裁判官役、原・被告代理人役、検察官役、弁護人役などになって、訴訟手続や事実認定、実体法の解釈などを学びます。エクスターンシップは、金沢弁護士会・富山県弁護士会・福井弁護士会の協力を得て行っています。また、「民事訴訟実務の基礎」や「刑事訴訟実務の基礎」では、要件事実や法文書作成の基礎といった実務能力を身につけられます。

学習に集中できる環境

24時間自由に使える自習室は学生数分の机を有し、さらに24時間利用できる専用図書室や法情報実習室には、法律図書・雑誌以外にTKC・LLIなどの法情報検索システムが完備されています。実際の法廷と同様に作られた模擬法廷室や24時間利用可能なリフレッシュルームも完備しています。

■概要

◎正式名称|金沢大学大学院 法務研究科 法務専攻
◎開講場所|金沢大学 角間キャンパス(JR「金沢〈東口〉」駅下車 北陸鉄道バス金沢大学行「金沢大学」バス停(終点))
◎入学定員|15人(標準コース10人、短縮コース5人)
◎教員数|専任14人、非常勤52人 [専任内訳] 研究者10人、実務家(弁)4人

問い合わせ先
金沢大学 人間社会系事務部学生課入試係
〒920-1192 金沢市角間町
TEL. 076-264-5600 FAX. 076-234-4167
e-mail n-nyusi@adm.kanazawa-u.ac.jp

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