法科大学院ガイド

京都大学法科大学院
国立(共学)京都 キョウトダイガク

専攻長メッセージ

優れた教員との双方向のやりとりを通じた密度の濃い教育により、「自ら考える力」が身につきます

京都大学大学院 法学研究科
法曹養成専攻長
●酒井 啓亘

京都大学法科大学院の教育目標は、自由で公正な社会の実現のため、様々な分野で指導的な役割を果たす創造力ある法曹を養成することです。本法科大学院では、この目標を実現するため、優れた研究者教員と練達の実務家教員が学生の教育に全力で取り組んでいます。法学未修者向けの基本的な法律学の授業を始めとして、教員と学生の双方向の問答により理解を深める授業、法や社会の基礎理論や最先端の課題に取り組む授業等、学生のニーズに応えるカリキュラムを用意しています。これらを通じて、法曹として未知の問題に遭遇したときに、適切な解決を自ら導く力、すなわち「自ら考える力」を養成しているのです。
このような教育を受けて巣立った修了者の皆さんは、法曹界において、また、法曹のサービスを受ける社会の各方面からも、高い評価を受けています。
入学者選抜については、法学以外の学問分野を専攻された方や社会人経験のある方を広く受け入れるという方針を立てています。法学未修者を対象とする指導・支援体制も充実しており、勉強方法や進路の相談に応じる担任教員がいるほか、基本的な法文書作成演習、大学院博士課程の学生(法科大学院を修了した後、将来大学教員になるために研究をしている人たち)による学習サポート等があります。
法学未修者・既修者を問わず、ぜひ多くの方々に京都大学法科大学院を志願していただき、「自ら考える力」をもつ優れた法曹への道を歩んでいただければと願っています。

PAGE TOP