全国大学院特集

国士舘大学大学院
私立(共学)東京 コクシカンダイガクダイガクイン [PR]

在学生メッセージ◎政治学研究科

子ども人道支援や平和構築における非国家アクターの役割を研究。
グローバル人材を目指し、国際政治や国際関係の専門性を養っています。

国士舘大学大学院
政治学研究科 政治学専攻 修士課程2年(取材時)
●岡里 美冴(おかざと みさえ) さん

留学中に「挑戦する勇気」に触れ
働きながら大学院で学ぶことを決意

岡里さんは、中学受験を目指す小学生が通う大手進学塾の講師として忙しい日々を過ごしている。そんな岡里さんが仕事を続けながら大学院で学ぶ決意をしたのは、キャリア形成の中で国際政治や国際関係の専門的知識を身につけ、グローバル人材に成長したいという強い思いからだった。
「そう考えたきっかけは、1年間ほど休職して参加したオペアというプログラムによるアメリカ留学でした。ホームステイ先でベビーシッターをしながら学校に通う生活の中で、新しいことへの挑戦を怖れない現地の人々の価値観に触れて、私も『やってみたいことは、迷わずにやり切ってみよう』と思ったからです」
その挑戦とは、大学院で学ぶことだった。帰国後、母校・国士舘大学政経学部時代に所属していたゼミの上村信幸教授を訪ねた。同教授から、働きながら学修する際のアドバイスを受け、国士舘大学大学院で学ぶことにした。
「日々ダイナミックに変化する国際情勢を正確に学ぶには、大学院での授業を通じて信頼できる最新の情報や知見に触れることが重要だと思いました。また、社会人が学べる大学院は午後から夜間にかけての開講が多い中、国士舘大学大学院は違っていました。朝から夜までの開講、土曜講義などカリキュラムが柔軟で、夕方から塾に勤務する私には午前中から学べることが好都合でした。社会人に対する授業料の減額措置や奨学金制度も充実しており、経済面でも私の背中を押してくれました」

自分の知識がアップデートされる授業
留学生との交流で視野も広げる

岡里さんは、子ども人道支援や平和構築プロセスにおける非国家アクター(国連や国連と連携する非営利団体など)の役割に着目して研究している。
「単一の視点では解決できないテーマなことから、政治、経済、社会、文化、環境などへの関心を深めて多面的にアプローチしようと思っています。授業は、文献を読みレジュメにまとめて発表する演習形式が多く、発表の担当が重なると週に複数の発表原稿を準備する大変さがあるものの、先生方の手厚い指導のおかげで苦労よりも学びの楽しさが勝っています。先生方は常に新しい考え方や情報を講義してくださるので、自分の知識も常にアップデートされている感覚です。また、留学生が多いので、特に国際政治に関わる授業では、異なる文化や教育背景を持つ留学生たちと共に学ぶことで得られる視点が多くあります」
気になる話題やニュースについて、以前はネット記事を読むことで分かったつもりになっていたが、今は文献で調べて正しく理解する習慣が身についた。
「多忙を言い訳にして安直な方法を選びがちでしたが、そんな姿勢を反省できたことも貴重な収穫です。文献については、豊富な蔵書を有する国士舘大学中央図書館が心強い存在です。予約制の研究個室もあり、集中して研究や授業準備に取り組めます。恵まれた環境で知的好奇心を満たしながらまとめていく研究成果を仕事や社会に生かす活動で役立てたいと思っています」

私が注目している講義科目や研究テーマ

●「国際関係研究A講義」
現在進行形の国際情勢と諸問題を、具体的な事象に基づきながら国際関係論の視点から考察する授業。各国の関係や思惑を含めて多角的に学んでいきます。時事的な問題を扱うことから、塾講師として子どもたちと関わる中で話題の提起として知っておくべきことが多いです。
●「国際法特殊研究A講義」
国際問題を政治面ではなく、国際法の面から捉えることによって、個々の国際問題のより深い理解につながります。さまざまな紛争や事件の違法性などについて、元外交官としてのキャリアを持つ先生が実務経験を踏まえて講義してくださる内容はとても興味深いものです。

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