子ども教育学研究科

子ども教育学専攻　（修士課程）

幼少連携を視野に入れた教育を実践する力と実践を理論化する研究能力を兼ね備えた教員を養成

子ども教育学研究科は、小学校・幼稚園を対象とした教員の養成に重きをおいています。そのため幼稚園から小学校への実践的連携を視野に入れた確かな教育理論やそれを実現する実践力、さらに実践結果を理論化・相対化する研究能力を身につけることができます。
現在日本の学校教育には、例えば「いじめ」「不登校」「小一プロブレム」など、さまざまな課題が顕在化しています。将来は、本大学院で培った力をもとに、さまざまな課題を理論に裏付けされた実践力によって解決できる教員として、社会に貢献してください。
カリキュラムは、「理論を学ぶ場」「理論と実践を往還する場」「自分の教育実践理論を構築する場」の三つの領域から成り、各領域を有機的に連携させた指導を通して、実践力と研究能力を兼ね備えた教員を目指すことができます。指導体制を主指導教員と副指導教員の2名体制にしているほか、指導担当教員による丁寧な履修指導など、学修指導を充実させています。
所定の科目を修得することで、小学校・幼稚園教諭一種免許取得者は、小学校・幼稚園教諭専修免許状を取得することができます。

カリキュラム一覧（一部抜粋）

教育人間学特論／子ども発達特論／発達障害支援特論／子どもと家庭支援特論／教育実践研究特論／多文化子ども教育特論／教育方法学特論／子どもの数・図形概念特論／子どもの科学認識特論／子どもの造形表現特論／子どもと道徳特論／小学校授業実践演習／幼稚園教育実践演習／教材・環境開発演習／いじめ・自殺・不登校問題演習／地域連携プロジェクト演習／教育課題研究