法科大学院ガイド

神戸大学法科大学院
国立(共学)兵庫 コウベダイガク

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法曹に必要な「基礎体力」を強化し、国際的に活躍できるビジネスローヤーを育成

神戸大学法科大学院は、段階的で無理のないカリキュラムと行き届いた教育によって、すべての法曹に必要な基本的知識と豊かな応用能力を有する職業法曹を養成することを目標にしています。また、企業取引、知的財産、国際取引などに関わる先端的な法分野について、充実した教育を提供し、あらゆるビジネスシーンで活躍できる法曹の養成に取り組んでいます。

法律基本科目の「重ね塗り」

基本的な法律科目のカリキュラムは「重ね塗り」方式とし、理解したことを無理なく知識として定着させていきます。習熟度に応じて、同じ分野をもう一度見直すことで、いわば、「らせん階段」を上るように理解を深めていくというものです。重要な問題点を複数の授業を通して異なった角度から検討することで、短期間で確実な効果が得られるように工夫しています。さらに、研究者教員による法律基本科目と実務家教員による実務基礎科目との間で連携を図ることによって、法律に関する知識の修得と並行して、その知識を用いた実践的な問題解決の訓練ができるように配慮しています。この独自の教育手法により、全国屈指の高い司法試験合格率を維持しています。
※受験者総数1,246人、合格者総数923人(2006年~2022年)

未修者教育の充実

法学未修者については、1年次で法律学習の骨格となる部分を固め、2年次以降の教育に臨む態勢を身につけてもらうため、最初の1年間で何を身につけるべきかを熟慮のうえ、精選して教育を行っています。また、未修者のみなさんに無理なく着実に実力をつけてもらうために、授業の進行と並行して、教員とOB・OGが一体となって学習段階に応じたきめ細かな指導とサポートを行う「未修者スタートアップ・プログラム」を実施しています。

グローバル・ビジネスロー教育

神戸大学伝統のビジネスロー教育に、国内外の多数の実務家と共同で行うグローバル教育を重ねた「グローバル・ビジネス教育」に取り組んでいます。企業法務にたずさわるOB・OGの協力を得て、日本企業の真の姿を「内部の視点」から取り上げる「ワークショップ企業内法務」を開講し、人気を博しているほか、グローバル化への対応として、多彩な外国法の教育を展開しています。
さらに、アジア諸国の国際的法律事務所の協力を得て「海外インターンシップ」を実施することにより、グローバル・ビジネスローの最前線を海外で実体験する機会を提供しています。

■概要

◎正式名称|神戸大学大学院 法学研究科 実務法律専攻
◎開講場所|神戸大学 六甲台キャンパス(阪神電鉄本線「御影」駅、JR東海道・山陽本線「六甲道」駅、阪急神戸線「六甲」駅の各駅から、神戸市バス[鶴甲団地行き]神大正門前バス停下車)
◎入学定員|80人
◎コース|未修者(標準3年)/既修者(短縮2年)
◎教員数|専任27人、兼担13人、非常勤19人(前期担当者のみ)[専任内訳] 研究者22人、実務家(弁)3人、(裁)1人、(検)1人 ※2023年5月現在

問い合わせ先
神戸大学大学院法学研究科 教務グループ
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町2-1
TEL. 078-803-7234

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