司法試験合格者メッセージ
私は南山大学法学部を卒業し、約5年間の入国管理局での勤務を経て、南山大学法科大学院の法学既修者コースに入学しました。
入学時には、法学部時代と変わらない感覚で勉強していたので、前期の成績が良くありませんでした。論文の書き方が学部時代と異なるのではないかと気づき、教授室を訪問して先生方に論文のご指導をお願いしました。優しくも厳しいご指導をしていただき、成績がだんだんと上がっていくようになりました。
南山の良いところは、学生と先生方の距離が近いところです。教授室が法科大学院棟にあるので、いつでも質問に行くことができます。また、勉強方法で悩んだ時もすぐに先生方に相談できました。そして、私が司法試験に一度落ちてしまったときも、先生方は何が足りなかったのかを一緒に考えて下さり、その上で、「基本事項の理解が足りないから、大学や大学院の講義を再度聴講してみてはどうか」という具体的なアドバイスを頂くことができました。アドバイス通り、再度聴講をしてみると、基本事項の理解の誤りに気付くことができました。
それに加えて、南山には,アドバイザーの先生方が司法試験の論文の過去問を添削してくださるという制度があり、先生方と直接お話できるので非常にありがたかったです。論文は独りでやっていると、他者に伝わる表現になっているか、わからなくなってしまいます。特に私は予備校に行っていなかったので、アドバイザーの先生方の添削や指導で、疑問点を解消できるこの機会が重要でした。このようなサポートをしていただき、私は司法試験に合格することができました。
南山大学法科大学院には、司法試験に合格できるための条件が揃っています。
●久我 朋美さん
2018年3月 法学既修者コース修了