法科大学院ガイド

南山大学法科大学院
私立(共学)愛知 ナンザンダイガク

特色

人間の尊厳の尊重につながる教育

法と人間の尊厳を多面的に検討する独自の「人間の尊厳科目群」を設置するほか、子ども・高齢者・患者などの社会的弱者や生活者・勤労者の視点を重視したカリキュラムを編成しています。

ITの利用による学習支援

「NANZAN Self-learning System」によるWeb上シラバスや択一システムを利用し、自主的で多方向な学習が可能です。

南山大学 法曹実務教育研究センター
センター長  久志本 修一(教授)

南山大学は、「人間の尊厳」をモットーにして2004年4月に南山法科大学院を設置しましたが、こうしたなか、本学経済学部在学中に医療過誤の被害者となり、長期療養の末に逝去された故稲垣克彦氏のご両親(稲垣克己・道子ご夫妻)から、2006年4月に「医療過誤をなくすために役立ててほしい」という趣旨のもとにご寄付の申出があり、「稲垣克彦基金」が設立されました。ご寄付の意向を実現し、それをさらに発展・充実していくため、「南山大学法曹実務教育研究センター」を設置し、2006年秋から活動を開始しました。
本センターは、具体的な事案を素材とする法科大学院生の「実務教育」、実務家教員と研究者教員の連携による「実務研究」、さらには弁護士を中心とした法曹の研鑽の場となることをめざし、昨年度は、模擬医師尋問、公証実務についてのセミナーを開催実施しました。
今後はこれらの実績をさらに発展・充実させると共に、これまで145名(予備試験合格者1名を含む)の司法試験合格者を輩出した南山法科大学院の実績を生かし、実務法曹の研鑽の場をより充実させたいと考えています。

●司法試験への取り組み

専任教員が個別的に履修指導を行う「指導教員制度」をはじめ、現役法曹による「アドバイザー制度」、少人数教育により、司法試験に向けて着実に学修を進めていくことができます。

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