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合理的かつ先進的カリキュラム、充実した学習環境、そして何よりも大きな熱意をもって取り組んでいます
大阪大学大学院高等司法研究科は、高度な法的知識・能力はもちろん、豊かな人間性、厳格な職業倫理を備えた法曹を養成することにより、新しい社会に貢献していきます。合理的かつ先進的カリキュラム、充実した学習環境、そして何よりも大きな熱意をもって、法曹養成に取り組んでいます。法的知識・能力だけでなく、法曹として人としての基礎を確実に修得してもらうためさまざまな取り組みをしています。
少人数教育と徹底した基礎教育科目
1年次および2年次の必修科目の授業は、1クラス40人程度で少人数教育を行っています。授業は担当教員が一方的に講義をするのではなく、学生が持つ知識で理論を組み立て、積極的に議論に参加することを促し、実務において必要とされる柔軟な思考力を鍛錬していきます。
また、徹底した基礎科目の教育を行っており、はじめて法学を学ぶ人でも短期間で法学部出身者と遜色のない基礎力を身につけることができます。1年次に基礎を十分に身につけることで、応用科目を無理なく学ぶための法的素養と法的思考力を養っています。
修了後を考えた実践的プログラムと充実した教育スタッフ
司法試験に合格することだけを目標とせず、修了後のキャリアプランを考えた実践的なプログラムを提供しています。その一つが、優れたビジネス・ローヤーを育成するための授業科目です。商都・大阪にふさわしいビジネス・ローヤーを目指すことができます。
こうした教育を提供していくために、専任教員は24人から構成しています。実務家教員4人を含む充実した専任スタッフが、理論と実務の両面において指導にあたっています。さらに、法学研究科や国際公共政策研究科などと密接な連携を取っており、多様な側面から法曹養成に取り組んでいます。
合理的な科目配置と実践的な科目を提供
●新入学生に対する事前学習指導
入学直後から学習がスムーズに始められるよう、ホームページに合格者専用ページを設け、入学までの期間に事前学習指導を行っています。
●未修者教育の充実
演習形式により法律文書の読み方や書き方、議論の仕方などを修得し、以後の学修効率を高める科目を設けています。
●法律基本科目
司法試験に必要とされる法的知識および法的思考を身につけるため、「基礎→応用→発展」の段階的・積み上げ式カリキュラムにしています。
●法律実務基礎科目
理論と実務を架橋する重要な科目として、2、3年次に必修または選択必修として法律実務基礎科目を配置しています。実務家教員が中心となって授業を展開し、教室で得た法律知識を実務的な視点で活用するなどの貴重な機会になっています。
●基礎法学・隣接科目
法を支える原理や理論はどういうものか、現代社会は法律に何を求めているのか、法と政治の関係、法と経済の関係など法律家として身につけておくべき法や社会・政治についての知識・思考を幅広く学びます。
●展開・先端科目
展開・先端科目Aでは、司法試験の選択科目8科目すべてに対応するよう開講科目を充実させています。また、法科大学院修了後を視野に入れた先端的・専門的分野についての法律を学ぶ展開・先端科目Bも開講します。これらの科目を通して、高度な法的分析力、創造的思考力、総合的判断力などの涵養を図ります。
■概要
◎正式名称|大阪大学大学院 高等司法研究科 法務専攻
◎開講場所|大阪大学豊中キャンパス(阪急電車宝塚線「石橋阪大前」駅下車 徒歩約20分、大阪モノレール「柴原」駅下車 徒歩約10分)
◎入学定員|80人
◎コース|未修者(標準3年)/既修者(短縮2年)
◎教員数|専任24人 [専任内訳] 実務家4人
- 問い合わせ先
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- 大阪大学大学院高等司法研究科
- 〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-6
TEL. 06-6850-6948