臨床心理士養成大学院特集

京都文教大学大学院 臨床心理学研究科
私立(共学)京都 キョウトブンキョウダイガクダイガクイン [PR]

臨床心理学専攻

基礎から徹底的に指導し、プロの心理臨床家を育てます
公認心理師養成大学院のカリキュラムにも対応しています

医療、福祉、教育、司法、産業など、多様な領域での実践活動に取り組む教員陣が指導しています
博士前期課程・博士後期課程

人の心の繊細な動きに応えることのできる心理カウンセラーを育てるには、非常にきめ細かな教育システムが不可欠です。それを実現させたカリキュラムが特徴になっています。さまざまな臨床心理に関わる専門分野の第一線で活躍する大学院担当教員15人が多様な分野の疑問に答えています。さらに教育、医療・福祉など幅広い分野の学外実習体験を積めるようにしています。また、学内にある「京都文教大学心理臨床センター」で実際のケースを担当し、心理臨床の実践を学ぶことができます。教員だけでなく、心理臨床センターのスタッフに相談することや、学外では1対1のスーパーヴィジョンを受けることで自身の体験を振り返り、新たな理解を得ることもできます。
加えて、約60名の大学院生がともに学ぶ環境において、多くの事例検討でディスカッションを重ねることができます。そこで自分自身の考え方や人との関わり方の特徴を知り、強みとして磨き続けることや改善するきっかけを掴むことができ、自己研鑽に励むことが可能です。臨床現場では出会うお一人おひとりに向き合う必要があり、本学で作り上げた強みを生かすことができます。さらに多くの修了生を輩出している本学では、実習先で修了生に出会うことも多くあり、将来のモデルを身近に感じつつ、学外実習に取り組むことができます。
大学院博士前期課程修了生は、臨床心理士・公認心理師として病院、福祉、産業、教育、司法・法務などの幅広い分野で働いています。また、さらに深く研究を積み重ねるために博士後期課程に進学し、博士(臨床心理学)の学位を取得する道も開かれています。
本学は全国に先駆けて臨床心理学部と大学院の連動した教育に取り組んでおり、公認心理師の理念(学部・大学院の一貫教育)を先取りして実践してきた大学院として大きな期待を集めています。

◎学びの特色
1.「こころ」の無意識領域をも視野に入れた本格的な心理療法の実践ができる人材を育成。
2.精神分析、ユング心理学、芸術療法など深層心理学に基づく本格的な力動的心理療法を学ぶ機会が多数。
3.学内の附属「心理臨床センター」において受付事務やカウンセリング、プレイセラピーを実際に体験。本格的なカウンセラーとしての第一歩をサポート。
4.公認心理師5領域をカバー。2年間継続して学外実習と学内実習に取り組み、学外実習では3領域で経験を積むことができます。発達障がい児へのグループセラピーなど課外での実習機会も豊富。
5.全員に個人机、ロッカーを提供。また、学部の図書館とは別に大学院図書室なども完備。有給でのティーチング・アシスタントの制度もあり。
6.国際的心理療法訓練機関との交流の機会も豊富。海外の著名な心理臨床家の講義等も本学で実施。

心理臨床センター

◎地域に開かれた相談施設で、カウンセリングに取り組みます

一般の方を対象に心の問題に対処していく、地域に根ざしたカウンセリング・センター。年代を問わず、様々なカウンセリングのご要望にお応えしています。心の専門家である本学の教員や専任カウンセラーが、心理相談活動に当たっております。
本研究科で学ぶ院生は、入学後すぐにセンタースタッフの研修が始まり、スタッフの心得や受付業務、カウンセリング実施の流れを学びます。そしてM1の夏頃からケース担当が始まり、心理臨床家の基礎を学んだうえで、実践に臨むことができます。今まで学んできた臨床心理の理論を実践しながら、援助方法の可能性を追究していきます。
そして心理臨床センターは、修了生に向けて心理臨床スーパーヴィジョンの実施や一般向け公開セミナーなどによる心理支援活動を企画し臨床心理学の知恵を社会に還元しています。

産業メンタルヘルス研究所

厚生労働省より「職場における労働者の心の健康の保持増進のための指針」が公表されるなど、職場におけるメンタルヘルス対策に関心が高まっています。多くの企業が働く人の心の問題を課題と認識していますが、専門家が確保しにくいこととノウハウがないことなどのため、メンタルヘルス対策は進んでいません。このような社会情勢を踏まえて、職場のメンタルヘルスに関する調査研究を行い、職場で活用できるプログラムを開発・提供し、さらに職場を支援する臨床心理士・公認心理師をはじめ、産業カウンセラー、産業医、産業看護職などの専門家が職種の違いを越えて研鑽し合える場として「京都文教大学産業メンタルヘルス研究所」を設立しました。当研究所では、職場におけるメンタルヘルスとストレスマネジメントについて下記の取り組みを行っています。また大学院教育と連携し、職場のメンタルヘルス対策に貢献し得る高度専門職業人の育成を支援しています。

●活動内容(例)
◎企業交流会
 経営者の方々の抱える課題をお聞きし、情報提供。大学と地元企業との交流を深めています。
◎産業心理臨床研究会
 研究発表・活動報告会、また、専門家による基調講演を年1回開催しています。
◎学内ワークショップ
 大学院生や大学教職員を対象に、働く人のメンタルヘルスについて多角的に考える機会を提供。
◎産業心理臨床家養成プログラム
 産業メンタルヘルス分野の情報提供・ワークショップの実施や、各々の職場の課題についての意見交換を通して、地元企業と研究所、また地元企業の経営者や人事・総務等担当者同士の交流を促進しています。
◎ラインケア研修
 第一線で活躍する講師陣が、多様な切り口から会社の人的課題に「効く」サプリメントを提案します。

入試概要(2025年度)

(社会人入試も実施しています)

■臨床心理学研究科
○募集人員
 博士前期課程 30人 ※社会人入試 若干名
 博士後期課程 2人

○出願期間(消印有効)
 博士前期課程
  秋期入試|2024年8月19日(月)~8月30日(金)※社会人入試も実施
  春期入試|2025年1月14日(火)~2月3日(月) ※社会人入試も実施
 博士後期課程
  春期入試|2025年1月14日(火)~2月3日(月)

○試験日
 博士前期課程
  秋期入試|2024年9月11日(水) ※社会人入試も実施
  春期入試|2025年2月15日(土) ※社会人入試も実施
 博士後期課程
  春期入試|2025年2月15日(土)

※出願は上記以外に「大学持ち込み可」の設定日あり
※社会情勢によって、日程・内容に変更が生じる場合があります
※詳細は必ず、本学Webサイトより「2025年度入学試験要項」をご確認ください

キャンパス・アクセス

近鉄京都線「向島」駅下車 無料スクールバス 約5分。

問い合わせ先
京都文教大学 入試広報課
〒611-0041 京都府宇治市槇島町千足80
TEL. 0774-25-2488

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