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「伝統と実学の精神」を旨として、多様な分野で活躍できる次代の法曹を養成
中央大学は、1885(明治18)年に18人の少壮法律家によって設立された「英吉利(イギリス)法律学校」として開学以来、数多くの人材を法曹界に輩出してきました。中央大学法科大学院は、こうした伝統を踏まえ、多様な分野で活躍できるリーガル・ゼネラリストおよびリーガル・スペシャリストの養成に一層貢献できるよう、多彩な展開・先端科目を設置するなど、修了後に多様な分野で活躍できるカリキュラムを編成しています。また、本法科大学院が養成する法曹像としては、①「ビジネス・ローヤー」②「渉外・国際関係法ローヤー」③「先端科学技術ローヤー」④「公共政策ローヤー」⑤「刑事法ローヤー」⑥「市民生活密着型ホーム・ローヤー」の6モデルを掲げています。
法律基本科目から展開・先端科目までの充実したカリキュラム
カリキュラムは、個々のキャリアプランに即して、段階的かつ体系的に学べるよう、四つの科目群から構成されています。「法律基本科目群」では基礎的かつ汎用的な法律知識・能力の養成を目的とし、コモン・ベーシックとなる公法系、民事系、刑事系といった基本法領域の学修を重視しています。ローヤリング、リーガル・クリニックなどの「実務基礎科目群」においては、依頼者の抱える法律紛争を解決したり、法曹に求められる倫理について具体的事例に即して解決策を考えるなど、実践的な教育を行っています。また、「基礎法学・外国法・隣接科目群」では、人間と社会についてグローバルな視点から、深い洞察力を育む教育を提供しています。
さらに、リーガル・スペシャリストの養成およびポスト・ロースクールに向けた「展開・先端科目群」では、発展的・先端的な法領域を学べる充実した科目を用意し、より理論的で実践的なレベルの高い教育を実現しています。授業に際しては、研究者教員と裁判官・検察官・弁護士などの実務家教員が十分に協議・連携して指導に当たっています。
個別学習指導をはじめとした、充実の学修支援
法律基本科目の授業はクラス制とし、クラス・アドバイザーとして各クラスに2名の専任教員と、クラス・サポーターとして1名のOB・OG若手弁護士(実務講師)を置くことで、丁寧に学生の理解度を確認しつつ、学修方法の指導に当たっています。また、専任教員によるオフィス・アワーの機会や、実務の第一線で活躍している若手弁護士(実務講師)による「フォローアップ演習」等を通じた学修相談の機会も設けています。
さらに、入学前においても、入学手続を行った方を対象とし、学習方法等に関するアドバイスを行う「入学前説明会」の実施や、課外講座である「法務研修プログラム」で入門講座など受講することができます。
学修を支える特色ある施設・設備。手厚い就職支援
2023年4月に開設した駿河台キャンパスでも引き続き、予習・復習をはじめ、必要なときに学修できる学生各人専用の自習席(指定席)とロッカーを設けています。自分専用の自習スペースが用意されていることでストレスなく勉学に励むことができます。また、裁判員裁判に対応した模擬法廷を有し、実務家教員(裁判官・検察官の経験者、弁護士)および法科大学院生による模擬裁判の授業で利用しています。
多くの法曹を輩出してきたノウハウを活用し、法科大学院の事情に精通した専属のキャリアコンサルタントによる個別カウンセリングをはじめ、法律事務所や企業からの求人情報や就職関連イベント情報を独自に開拓・収集し公開しているほか、法科大学院生に特化したキャリアに関するセミナー、就活スキルを身につけるための講座など特徴的な活動を実施しています。
■概要
◎正式名称|中央大学大学院 法務研究科 法務専攻
◎開講場所|中央大学 駿河台キャンパス(JR中央・総武線「御茶ノ水」駅下車 徒歩約3分、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅下車 徒歩約6分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車(B1、B3b出口) 徒歩約3分、都営地下鉄新宿線「小川町」駅下車(B3b出口)徒歩約4分、東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅下車(B3b出口) 徒歩約4分)
◎入学定員|160人(法学既修者120人、法学未修者40人)※現在、収容定員変更に係る認可申請中のため、内容に変更が生じる場合があります。
◎コース|法学未修者(3年コース)/法学既修者(2年コース)
◎教員数|専任47人、兼担8人、兼任52人
- 問い合わせ先
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- 中央大学法科大学院事務課
- 〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5
TEL. 03-6261-8540