法科大学院ガイド

岡山大学法科大学院
国立(共学)岡山 オカヤマダイガク

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地域ニーズに対応する法曹人材養成。中・四国地域の中核的法科大学院。

地域の課題を解決し、地域に貢献する法曹を養成

岡山大学は半世紀にわたり多くの人材を法曹界へ送り出し、その数は中・四国地域で最多を誇っています。岡山大学法科大学院は、これまでの伝統と実績を基礎に、中・四国地域における地域中核的法科大学院として、「地域に奉仕し、地域に根差した法曹養成」を教育の基本理念としています。徹底した少人数教育のもと、法学教育、司法試験合格に向けた法曹養成教育、司法試験合格後の法曹継続教育及び就職支援を有機的に結び付けた法曹養成システムを形成しています。これにより、「岡山で育て、地域に戻す」という地域貢献を実現していきます。

地域の問題解決に貢献できる人材を育成

法曹養成にあたり、演習科目では、1クラスを10~15人程度とする少人数教育を行い、きめ細かな指導を行っています。研究者教員、実務家教員、学修アドバイザー(本研究科出身弁護士)が、学生に関する情報や課題を共有し、授業の改善に努めています。
カリキュラムは、創造的思考力と判断力を養うことを目標に、社会ニーズを反映した実践的な履修科目を充実させています。法律基本科目群で、公法、民事法、刑事法の基本的知識の修得と法的思考力を養成し、実務基礎科目群で、将来の法曹として必要な法理論と実務を結び付けて学びます。展開・先端科目群は、医療・福祉研究、地域組織内法務に関するネットワーク・セミナーなど、医療・福祉やビジネスに関する、より専門的な知識を修得します。

充実した教員構成で理論と実務の架橋を実現

教育経験豊かな中堅教員を中心に、新進気鋭の若手教員をバランスよく配置して、学生の旺盛な勉学意欲に十分に応える教授陣を揃えています。専任教員には5人の実務家教員(うち1人は元検察官)を含み、研究者教員とのチームプレーによる演習を行っているほか、派遣裁判官や派遣検察官による授業も行っています。また、岡山弁護士会の協力のもと多数の弁護士を非常勤講師として招き、充実した実務教育を実施しています。理論と実務を架橋した実践的応用力を身につけることができます。
法科大学院修了後も、一定期間、法務研修生として在学時と同様に学習環境を利用することができます。また、併設の弁護士研修センターで開催される行政法実務研究会、権利擁護研究会、組織内弁護士研修等に参加することにより、修了後も、興味ある分野の研究を深めることができます。同センターが橋渡し役となり、修了生は弁護士のみならず、法務担当者として企業等の組織で活躍しています。法科大学院修了後も母校とともに成長し、地域貢献ができる環境が整備されています。

■概要

◎正式名称|岡山大学大学院 法務研究科 法務専攻
◎開講場所|岡山大学 津島キャンパス(JR「岡山」駅西口から岡電バス「(岡山大学経由)岡山理科大学」行に乗車「岡大西門」下車。JR津山線「法界院」駅で下車 徒歩約15分)
◎入学定員|24人
◎コース|法学未修者(標準3年)/法学既修者(短縮2年)
◎教員数|専任17人、兼担5人、非常勤45人以上 [専任内訳] 研究者11人、実務家(弁)5人、情報処理スタッフ1人

問い合わせ先
岡山大学大学院法務研究科
〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1
TEL. 086-251-7358

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