全国大学院特集

東京医療保健大学大学院
私立(共学)東京 トウキョウイリョウホケンダイガクダイガクイン

医療保健学研究科(修士課程)

看護師や助産師としての専門性を高める9領域を用意。目的に合わせて選択できます

修士課程は全領域が文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されています。

【看護マネジメント学】(平成19年4月設置)
少子超高齢社会をむかえ国や自治体の保健医療政策は大きく変化しています。これに伴い保健医療現場での看護職者への期待はますます高まっています。こうした中、社会の変化を捉え、限られた資源を効果的に活用し役割を果たすためには、的確なビジョンとそれを実現するための卓越したマネジメント能力が不可欠です。本領域では、病院や地域、教育等の現場で活躍する看護職者リーダーの方々が、日ごろの活動の中で感じている問題意識や困難感を、理論や先行研究を用いて分析・解釈し対策を導きだす力を養います。さらにこれを仮説として研究課題へと発展させ、その結果(エビデンス)を基に、マネジメントの実践に活かすことを目指します。
※看護マネジメント学修了者は、公益社団法人日本看護協会の認定看護管理者審査受験資格要件における「看護系大学院において看護管理を専攻し修士号を取得している者」に該当します。

【看護実践開発学】(平成27年4月設置)
人口構造の変化、グローバル化、地域包括ケアの構築など、看護職を巡る社会構造も大きく変化しています。今、改めて看護とは何かを探求し、探求し続ける研究力をつけていくことが必要になっています。看護実践開発学では、社会のニーズに対応した看護実践を開発していく力、ケアを伝承し、人材育成に寄与する能力を養うことを目的としています。

【助産学】(平成24年4月設置)
ハイリスク出産の増加や、家族形態の多様化による家庭内でのメンタルヘルスや乳幼児虐待などの問題などが深刻化している中で、助産師は、周産期に限らず、生涯にわたる幅広い世代への性と生殖に関する権利を支援できる高い能力を求められています。また、医師との連携の中でタスクシフティングできる妊産婦及び新生児の健康診査や生活の場である地域での助産ケア等、助産師に求められる業務は拡大されています。これまでの助産師としての助産実践能力を再確認し、今後のキャリアアップに繋がる教育・研究力を養い、 医師との協働を探求・研究できる助産師を育成します。

【感染制御学】(平成19年4月設置)
感染制御学は、感染症のリスク分析・管理を行う上で基盤となる学問であり、医療・介護関連施設のみならず、一般社会において重要な役割を果たしています。医療・介護関連施設での感染制御のエキスパートは、医療に携わる各部門において求められており、感染制御に関連する企業との連携も不可欠です。本大学院で感染制御について学んだあとは、医療従事者は病院での感染制御チームを牽引する立場となり地域貢献活動を行うことが期待され、企業人は一般社会での感染制御活動を行っていくことが期待されます。

【周手術医療安全学】(平成25年4月設置)
令和6年度は募集いたしません。

【滅菌供給管理学】(平成26年4月設置)
病院の滅菌供給部門に関わる全てがこの分野の研究対象であり、滅菌器の性能に関わる基礎的研究、滅菌保証(滅菌バリデーション)、滅菌包装、被滅菌物の素材への影響、滅菌媒体の生体毒性、器械のトレーサビリティー、物品管理の新しい手法と情報管理などを検討課題とし、これらの課題に専門的知識と創造的問題解決能力を有する高度な専門職業人を育成します。

【医療栄養学】(平成19年4月設置)
医療や福祉の世界ではエビデンスに基づいた臨床栄養管理が不可欠であり、チーム医療の中で、真に栄養の専門家としての臨床栄養に関する知識と技術を身につけた人材が必要とされています。当領域では、臨床に即した栄養問題を科学的に研究することで、栄養管理の専門家として栄養サポートの中心的な役割を担っていくことのできる人材を育成します。

【医療保健情報学】(平成19年4月設置)
日常業務で直面している課題を広く医療保健分野の課題として捉える視点が重要です。本領域では、そのような視点で捉えた課題に対して自施設等のデータやビッグデータをデータサイエンス、情報科学等の力を活用して解決策を紡ぎ出す方法論を講義で習得しながら、研究を通して実践的な課題解決能力を身につけることを目指しています。

【プライマリケア看護学】(令和5年4月設置)
2040年には少子高齢社会の課題がさらに増大し、労働人口は減少するにもかかわらず、医療ニーズの高い高齢者の数は現在と変わらないと想定されています。医療施設から在宅等を含むあらゆる場に医療ニーズを持つ人々が増加していきます。この人々の病態変化にタイムリーに応えていくためには、医療安全に配慮し、病態判断力を強化し、高度な臨床実践能力を発揮できる看護師の育成が必要となります。本領域ではこれまで積み上げてきた看護の叡智を軸に,プライマリケアと医学の知識を合わせ,医療と生活の両面から人々を支えるプライマリケア看護NP(診療看護師)として、活躍できる人材育成を目指しています。

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