法科大学院ガイド

同志社大学法科大学院
私立(共学)京都 ドウシシャダイガク

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少人数による対話型授業で、実践的な問題解決能力を養う

法科大学院の施設がある寒梅館(2F・4F・5F)。自習室には、全員分のキャレルデスクが整う

明治期に同志社を創立した新島襄はアメリカの大学をモデルにした法学教育の重要性を他に先駆けて説きました。本法科大学院ではこの精神を受け継いでアメリカのロースクールの長所を取り入れると共に、「良心教育」「高度の専門性」「国際性」の三つの教育理念と司法試験対応を高い次元で調和させる教育体制を整えています。
教授陣には学界や実務の第一線で活躍する教員を結集。海外の法学部教員経験者、ニューヨーク州弁護士もいます。専任教員24人を中核として、30人を数える兼担、兼任教員がおり、その構成は、研究者、裁判官経験者、検察官経験者、弁護士を含み、熱の入った充実した授業を展開しています。
カリキュラム面では、司法試験の必修科目、選択科目に対応した科目群を充実させると共に、外国法科目を幅広く設置して特色を出しています。基幹科目では、習熟度別クラス編成を導入。白熱した議論を展開し、文書作成能力を鍛錬するなど徹底した少人数教育を行っています。多くの演習は少人数で行うとともに、一部の科目は研究者教員と実務家教員が合同で担当し、理論と実務を架橋する法の運用を伝授しています。

早期卒業制度・法科大学院間の連携を積極的に活用

同志社大学法学部との連携により早期卒業制度をいち早く活用し、2022年までに法学部3年+法科大学院2年を経た者9人が修了直後の司法試験に合格するなど、着実に成果を上げています。
2015年から京都大学法科大学院と連携しています。京都大学の単位互換科目を受講して単位を修得することができ、モチベーションが高まると好評です。
両校の教員が連携してFD活動を行い,教材の共有化を進めています。

外国法を学び、国際舞台に立つ力を養う

「国際主義」の理念を掲げている本法科大学院は、外国法実地研修と海外インターンシップを設置し、渉外法務を肌身で感得する機会を提供しています。外国法実地研修は、EUの司法機関などを訪問し、解説講義を受けることで、外国法が実際に運用される現場を体感する科目です。海外インターンシップは、履修登録の要件として高度な語学力が要求されますが、シンガポール、イギリスなどの諸外国の法律事務所に短期間滞在して実地研修を受けるものです。また、アメリカ、ミシガン州立大学ロースクールとの協定に基づくアメリカ法の集中講義もあります。

■概要

◎正式名称|同志社大学大学院 司法研究科 法務専攻
◎開講場所|同志社大学 今出川校地 寒梅館(京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車 徒歩1分)
◎入学定員|70人
◎コース|法学未修者(標準3年)/法学既修者(短縮2年)
◎教員数|専任24人、兼担8人、非常勤29人 [専任内訳] 研究者22人、実務家(弁)1人、(検)1人、(他)1人

問い合わせ先
同志社大学司法研究科事務室
〒602-0023 京都市上京区烏丸通上立売下ル
TEL. 075-251-3518

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