法科大学院ガイド

ロースクール入試対策のABC

  1. ロースクール入試対策の第一歩は、目指す法曹像を固めること
  2. ロースクールで法曹を目指すマイプラン作り
  3. ロースクール入試の時期
  4. >法科大学院 全国統一適性試験は実質的廃止
  5. ロースクールの過去問
  6. ロースクールの未修者試験
  7. ロースクールの既修者試験

STEP受験機会は複数回。ただし、1入試のみの法科大学院も

法科大学院の出願受付のピークは私立7月、国立9月

法科大学院は、多様な人材を積極的に受け入れるという趣旨から、専門的な資格や高い外国語能力などを有していることを入学者選抜において評価するために、関係書類の提出を求める大学がほとんどで、そのための準備に時間がかかるので注意が必要だ。一定の基準を満たしていれば、加点されるので、早めに整えておきたい。

 

出願時期のピークは、私立大学7月、国立大学9月だが、法科大学院全国統一適性試験が実質的廃止になったことから、出願期間は法科大学院によってかなり異なるので注意してほしい。国立大学であれば、北海道大学の前期試験(2018年5月25日~6月1日)に始まり、金沢大学のD日程(2019年1月10日~16日)まで、出願受付時期の幅が広い。筑波、東京、一橋、名古屋、神戸、九州の各法科大学院は出願受付期間が1回、その他の法科大学院の出願受付期間は2回(前期試験と後期試験)、3回(大阪、岡山、広島、琉球)、もっとも多い4回が金沢大学法科大学院となっている。

 

私立大学の出願受付時期は、6月(専修、法政、南山、愛知)に始まり、7月(慶應、上智、明治、駒澤、創価、法政、早稲田、南山、愛知、同志社、関西、関西学院など)が最も多く、8月(上智、日本、専修、法政、愛知、関西、関西学院など)、9月(明治)、10月(日本、駒澤)、11月(上智、日本、専修、法政、南山など)、12月(愛知、同志社、関西学院)、1月(駒澤、創価、法政、南山、関西)、2月(専修、関西、関西学院)と、試験を複数回行う法科大学院が多い。

 

※2019年度入学試験の概要

 

<出願書類の基本> 履歴書(経歴書)、成績証明書、卒業(見込)証明書、自己評価書(志願動機など)、その他(受験票、入学検定料払込書などの事務的書類)
<その他の書類>
学業上または職業上の実績・能力を証明する書類、専門的資格・外国語能力を証する書類、学業・研究上の実績・能力を示すもの、職場などからの推薦状

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