法科大学院ガイド

法科大学院【基礎理解講座】

9実務家教員とは?

法科大学院には、実務家教員が一定数配置されている。実務家教員とは、弁護士、検察官、裁判官、企業法務担当、官公庁の法務担当などでの経験と実績があり、かつ法科大学院で教育するのに十分な学識と能力を備えた教員のこと。法科大学院は5年以上の経験を有する実務家を全専任教員のおおむね2割以上配置しなければならないとされている。


教育効果を上げるために研究者教員と実務家教員がペアになって授業を行ったり、教授陣が定期的にミーティングを行って授業方法を研究したりしている。

 

弁護士だけではなく、検察官や裁判官から指導を受けることができる機会は貴重だ。例えば、弁護士になってからはこうした機会がないだけに、検察官や裁判官に求められる法的思考力をしっかりと吸収しておきたい。

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